食の活動

25年位前に、ここ播州は山田錦のふるさとで酒処です。その酒を応援する会「播磨の酒を日本一にしてまう会」後「播磨地酒友の会」が立ち上がる時から参加して、いかにこの旨い播州の酒を全国の人に知ってもらい飲んで頂くかということで、勉強会やイベントを開催してきました。「酉の陣」と称して姫路城三の丸広場で200畳敷の畳を敷いた陣を貼って、舞台を見ながら播州の美味しいものと酒を楽しむ会も開催したり、終わったその足で東京は銀座まで押しかけて播州の酒のPRなどを行った。約10年位色々とやってきました。

姫路商工会議所青年部で夏に大手前公園でお城を見ながら酒を飲む「キャッスルガーデン」にも参加して、あまり皆がやらないようなメニューの提供を担当して約10年やったり。

その後その時の仲間である友人の厨房機器製造販売をしていた故松尾さんが、食でまちおこしをする会をやらないかと、同じく友人の洋菓子店を経営する岡本一さんと一緒に始める事になりました。「姫路食研究楽会」現在は会長兼事務局長で頑張っています。

そんなことをもうかれこれ25年くらい食に関する事をやっています。飲食関係の仕事も携わることもあって食は切っても切れないライフワークとなりました。高校の時に親父が大衆食堂をやっていて料理人になろうかと思ってそんな学校も受けましたが、たまたま今の建築設計の学校の合格発表が早かったのでこっちの世界に居る事になりました。ただ料理と建築設計は共通点が多く、出来上がりが食べるものか、建物かの違いで作り上げるプロセスが同じですね。どちらにも必要なものはインスピレーションとイマジネーションです。特に釘一本打つわけでもない設計の仕事と料理を作るというリアリティは私にとっては大事な事です。これからは秋の新蕎麦が採れる季節です、新蕎麦が入ったら早速蕎麦打ちが楽しみです。

昨年の初めに親父が亡くなって、親父が作っていた野菜や米も作る事になりました。それまではほとんど田んぼに行く事も無く、作って呉れた野菜を友人達に配ること位でした。時々は手伝っていましたが実際にやってみると大変な面、リアリティと楽しさが勝ります。

今後ライフワークである食に関わることをこのページで綴っていければと思います。

2019年8月